
YKK六甲で働いている社員の皆さんの仕事内容を、インタビュー形式でご紹介します。仕事でのこころがけや、これからやっていきたいことも聞いてみました。

印刷業務の受注窓口として見積の作成から工程管理まで、1つの業務の入り口から出口までの全ての管理を行っています。必要に応じて、印刷データの制作やオンデマンド印刷を行うことも有ります。
制作チームのリーダーとして、現場のメンバーが気持ちよく業務が出来る雰囲気作りをし、お客様にしてはご希望納期への対応はもちろん、常によい品質のものを収められるように心がけています。また自分が行った方が早い業務でも、部下を信じて任せるようにしています。
制作チームは少ない人員で業務を行っているなか、2017年度からは新しい部下も入社しました。万が一どのメンバーが欠けたとしてもお互いをカバーできる体制づくりに現在チャレンジしています。
仕事を通してチャレンジしていることはありますか?
取扱説明書の受注窓口を担当しています。また、YKK AP から依頼のあるWebカタログの修正やアーカイブの業務を行っています。
取説の担当者として、取説業務がスムーズに流れるような段取りが出来るように心がけています。また、納期のある仕事なので、納期に間に合うように段取りをするように心がけています。アーカイブは、写真やフィルムの点数が多く、量をこなす必要があるので、処理をできるだけ早くする工夫をしています。
取説の受注窓口だけではなく、全体を把握したいと思っています。取説全体を把握して、取説業務がスムーズに行えるように工夫や改善をしたいと思います。アーカイブは、限られた期間で完成させないといけない仕事なので、効率よく業務が行えるように今までの経験を活かして改善していきたいです。
2017年4月に入社したばかりで、まだ担当と言う仕事はありませんが、取扱説明書の見積作成や受注リストの作成、現場指示書の作成を毎日の作業として行っています。それ以外は、制作チームで行われている編集やオンデマンド印刷機の操作などをしています。現場で人が足りない時などは、仕分け等の仕事も手伝っています。
ミスをしないように、上司の言われたことを理解し、自分で間違いを見直したり、工夫したりしながら行うようにしています。
まだ1年目で、仕事を覚えることに精一杯ですが、最終的に制作チームで1つの仕事を任せられ、1人で最後までできるようになりたいです。それ以外にも、自分に出来る仕事があれば、何でもチャレンジしたいと思います。
YKK六甲のメインの印刷の仕事である、取扱説明書の編集作業が主な業務です。それ以外にもYKK APが立ち上げているWebカタログの修正業務やオンデマンド印刷の補助を行っています。
どの仕事も同じですが、編集作業はミスが許されない業務なので、常に100%を目指して、集中力を持って、絶対にミスを出さないように意識して業務を行っています。その為に、日々の体調管理をしっかりと行い、10年以上この業務をやっていますが、常に新しい気持ちで取り組むようにしています。この業務に携わって、最初の3、4年はミスがありましたが、慣れもあり、今ではほぼミスなしで行えます。
取扱説明書の編集作業は1日中の仕事ではないので、空いた時間は制作チームの皆さんの業務のお手伝いをさせていただいています。その依頼に確実に応えて、制作チームの仕事でひと役立ちたいと思っています。
製造グループで、印刷から出荷までの工程管理および段取りを行っています。また、現場の工程を見直し、進歩管理システムの構築などを行い社員が働きやすい環境作りに取り組んでいます。製造だけではなく、営業推進も行っており、新規事業開拓に向けて様々な分野にチャレンジしています。
YKK六甲には様々な障がいを持った方が共に働いている会社ですので、仕事をする上で、それぞれが自分の力を活かすこと、また、お互い支え合うことを大事にしています。そのために、まずは何でもチャレンジさせ、失敗したら教える。それを繰り返し続けることを心がけています。
障がいを持つ社員一人ひとりの特性とすぐれた能力を引き出せるよう、今までの経験を活かして、リーダーシップをとれる人間を目指していきたいです。また、印刷以外の業務を開拓し、どんどん障がいを持った仲間を雇用し、障がいの働く場所を作ることを最大の目標としています。
印刷機の4色印刷機を操作して、森林やネイバーなどの定期物やその他のカラー物の印刷をしたり、オンデマンド印刷機を操作しています。
汚れや印刷ムラ、版のキズなどが起こって、品質が悪い印刷にならないように、目視確認をするように心がけています。
現場にある全ての機械を操作できるようになって、現場の責任者になりたいと思っています。
主に、六甲で製造された印刷物を出荷する業務を行っています。出荷時に必要な納品書の作成や出荷ラベルを貼る作業、また、各製造所や事業所ごとに仕分けが必要な場合は仕分け梱包まで行っています。YKK AP カラーサンプル用のバー材の仕分け、出荷作業も行っています。出荷業務以外では、オンデマンド印刷の補助として、YFPSから注文を頂いている下げ札の印刷を行っています。
常にお客様の気持ちに立ち、お客様に迷惑が掛からないように心がけてミスの無いように出荷を行っています。良い品質の物をお客様に届け、お客様に喜んでもらえるように頑張っています。
出荷業務の事が少しづつ分かってきたので、これからは相手や自分のやりやすい環境を作っていきたいと思います。そのためには、何をどうすれば良いのかを考え、周りとコミュニケーションを取りながら改善していきたいです。
印刷の現場で、主に定期刊行物の中綴じの仕事をしています。その他の仕事でも中綴じの物があれば行っています。中綴じのサイズに合わせて断裁する仕事も行っています。
ミスをしないように心がけています。中綴じをする時は、丁合をする時に用紙の向きが合っているかを再確認してセットするようにしています。断裁する時は、用紙の天地左右の向きがあっているかを確認してから、断裁をするように心がけています。また、怪我をしないように指差し呼称を忘れずに行うことを心がけています。
中綴じの作業スピードを上げる工夫を行い、生産性を高めていきたいです。それによって残業ゼロを目標にしています。また、中綴じ以外の仕事にも現在チャレンジしているので、自分の仕事に出来るように頑張っています。
印刷の加工現場で、主に取扱説明書の折りの仕事をしています。印刷されたものをA2からA5までのサイズに断裁する仕事も行っています。
折りは自分一人だけが行う作業なので、納期に間に合うように素早く作業する必要があります。しかも折りの種類もたくさんあるので、切り替えを早くするように心がけています。また、急いでいる時は冷静な行動をとり、安全重視を優先にしてケガをしないように作業ができるよう心がけています。
苦手な折りもできるようになり、今後は内製化に貢献していくために、更に自分のスキルを上げていきたいと思います。また、六甲では色々な事にチャレンジできる機会があるので、自分に合った仕事があればチャレンジしたいと思います。
2色印刷機を操作して、YKK APで製造している窓やドアなどに同梱されている取扱説明書を印刷しています。それ以外にも1色の印刷の仕事も担当しています。
印刷に必要な複数の版を間違えないように確認したり、印刷された紙に汚れがないように集中してチェックしたり、表面と裏面が合っているかをトンボで確認したり、印刷のインキは落ちにくいので印刷の最後の掃除を丁寧にするなどをして、仕事の始まりから終わりまでしっかりとした作業をするように心がけています。
昨年から本格的に印刷機の操作を始めたので、まずはこの仕事に専念して、きちんと社内で評価をしてもらえるようになりたいです。将来は一人暮らしや結婚などの目標があるのでそれを目指していきたいです。
手作業の仕事では、APカラーサンプルの製作、ファスナー現物サンプル制作をやっていて、機械を使う仕事は、APWガラスラベルに両面テープを貼り付ける作業、ファスナーの下げ札の製作をしています。
手作業では、貼り間違いやゆがんで貼っていないかを注意しながらやっています。APWガラスラベルでは、機械に用紙をセットする時に用紙の向きを間違わないようにしています。一番注意しているのは下げ札で、用紙の角を機械で丸く切り取るときに、しっかりセットしないと上手く角が丸くならないので、慎重にセットしています。次に、糸を通す機械では、穴の位置がずれないように調整をしっかりすることと、出来上がった下げ札を100枚ずつ帯に掛けるときに数を間違えないように注意をして数えています。
今の仕事は難しいですが、とても楽しいので自分に合った仕事だと思いますので、これからも今の仕事を続けて頑張っていきたいです。あと、もう少しみんなとしゃべれるように頑張ります。
YKK AP六甲窓工場で作られているAPW330という樹脂窓を取り付ける際に使うビスを、袋に詰める作業のリーダーをしています。また、一緒に働く障がいを持った方の育成もしています。
職場の雰囲気を良くするために、声掛けなどをしてやりやすい雰囲気作りを心がけています。また、障がいを持った方の育成では、何かあった時に、こちらから聞き出すのではなく、自分の言葉で説明できるようにすることを心がけています。他にも、会社の決まり事なども今後は指導し、大人として成長していけるようにしたいです。
障がいを持った方の育成や、聴覚障がいの方とコミュニケーションを取るために手話を覚えていきたいです。これらを通じて、障がいを持った方とも一緒に働いていきたいです。
隣のYKK AP六甲窓工場で作られている樹脂窓の窓取付用ビスの袋詰め作業をしています。2015年に入社後、この作業を続けていますが、今では1日400袋ぐらい作れるようになりました。
ビスを数える際にきちんと測れているかどうかの確認や、袋に入れる際に1つでも落としてしまったら、もう一度測り直す、袋に入れる取扱説明書を2枚重ならないようにする、袋を止めるシーラーを使う際に外れないようにしっかり止める等、ミスをなるべくなくすよう工夫しています。
ビスの仕事を一通り覚えたら、他の仕事も取り組んでみたいと思っているので、現在何が出来るかを探しています。今は、家のパソコンでローマ字打ちの勉強をしていて、会社でも自分の1日の作業量を記録するために、エクセルを使って入力しています。自分のやっている作業は単純作業なので、体を動かすより手を動かす作業が向いていると思っています。
新しい仕事を取ることや、新しい仕事を作ることを仕事としています。
仕事を探すときや作る上で考えていることは、その仕事がなくならない仕事であること、印刷に関連していること、障がいのある人が出来ることの3つを考えて営業しています。また、当たり前の事ですが、納期に遅れないように、1か月2か月先までのスケジュールを考えて、管理をきちんとするように心がけています。
これからYKK六甲の新しい仕事を増やして、六甲の仕事がなくならない環境を作っていきたいと思っています。現在は、現物カタログをiPad等の電子機器で閲覧できるようにすることに取り組んでおり、新たな分野にも挑戦していきたいです。
アーカイブの業務がメインで、他には清掃も担当しています。アーカイブの業務は、YKKグループで保管されている写真や映像、書籍などをデジタル化する業務で、名称は「YKK歴史史料デジタル化プロジェクト」です。写真やビデオ、音声などをパソコンに取り込んで、修正、加工する業務を行っています。
スキャニングで扱うフィルムは傷や汚れが付かないように慎重に扱う必要があるので手袋をするようにする、スキャニングの際に写真の向きを間違えないように注意するなど、ミスなく作業することを心がけています。
ミスをすることなく作業スピードを上げて、将来的には作業効率を良くすることが出来ればと思っています。その為にいろいろ工夫してやれることは何でもしていきたいです。また、YKK六甲には今の業務以外にも様々な業務があるので、他の業務にも挑戦していきたいです。
総務と経理を担当しています。YKK六甲の総務の仕事は、会社の資産管理だけではなく、社員の働きやすい環境を提供することも必要で、入社から退社までの様々な手続きや仕事だけではなく、生活や家で困ったことへの対応もしています。経理は、お金の流れを管理することで、会社全体の収入と支出を管理しています。
YKK六甲では、障がいのある方を多数雇用しているので、障がいに合わせた配慮を心がけています。また、総務や経理の事で社員の皆さんに説明する時は、伝える際に分かっている前提で話をするのではなく、話の背景も含めて話をするようにしています。
障がいの有無に関係なく、将来に目標や希望を持ってもらえるような職場環境を作るお手伝いをしたいと思います。また、障がいを持った方と積極的に接して、悩みや相談を気軽に話せる環境も作りたいです。
経理業務を行っています。主に、売上および受注のチェックや現金出納帳記入、会社で購入する仕入れ品の科目別け、請求書と納品書の照合などを行っています。他にも勤怠のチェックや印刷現場の仕分けのサポート、提案会事務局や若手社員のサポートとして手話講座を行っています。
お金を扱う業務ですので、日々の作業手順を覚えるだけではなく、やっている意味を理解するように努めています。他にも、自分の中で複数の仕事を行うときには、優先順位を意識して仕事を進めるように心がけています。また、正確性が求められる業務ですので、ミスなく業務を進める為に、確認を怠らないようにしています。
更に経験を積んで、より多くの業務をできるようになりたいと思っています。また、六甲全体の繋がりをさらに深める為に、他の業務の理解や社員の方とのコミュニケーションを重視していきたいです。
環境と安全衛生を担当しています。環境では、エコアクション21の認証継続の為に、CO2排出量の削減や廃棄物排出量削減、水使用量の削減などの取り組みを行っています。安全では、安全で健康な職場を目指し、グループに準じて「巡視」「KYT」「ヒヤリハット」の3つを中心に活動しています。
障がいを持った方に安全に仕事をしてもらうため、六甲独自の安全対策を行うように心がけており、社員一人ひとりが意見を出せる環境作りや、社員の要望に応えられるよう日々取り組んでいます。コミュニケーションが大切な仕事ですので、きっかけがあれば一言でも社員と言葉を交わすよう心がけています。
環境や安全に対して、みんなで取り組むものだと意識を持ってもらう為に、全員参加型の活動を増やしていきたいです。また、巡視で、指摘をする時は、根拠を持って説明し納得してもらえるようになりたいです。

